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漫画家アシスタント検定の概要

■漫画家アシスタント検定の目標・レベル・想定対象者

目標レベル 想定対象イメージ 受験料
(税込)
3級 漫画家のアシスタントとして基礎的な作業ができる能力を問う 高・専・短・大・漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者 5,500円
2級 漫画家のアシスタントとして基本的な作業が不自由なくできる能力を問う 漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者 8,800円
1級 漫画家のアシスタントとして一般的な作業が十分できる能力を問う 漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者 11,000円

■漫画家アシスタント検定3級の内容(ペン&トーンテクニック)

テーマ1 ベタ入れ 予め描かれたキャラクターの髪や背景の影の部分などにベタを入れる 1ページ B4 120分
テーマ2

スピード線・集中線

キャラクターや車などのスピードの速さを線で表現
テーマ3 トーンベタ貼り 描かれたキャラクターや背景の効果を考え、スクリーントーンのベタ貼りや重ね貼りをする
テーマ4 ホワイト修正 汚れ、はみ出し(フキダシの中、ワク線の外コマの角)、線の整理等のホワイトかけ
テーマ5 背景 簡単な背景の見本を参考に描く

■漫画家アシスタント検定2級の内容(ペン・トーンテクニックと背景)

テーマ1 集中線・
ベタフラッシュ
入りを太く、抜きを細く、定められた中心点に向かって集中線を入れる。キャラクターの後ろにベタフラッシュを入れる 1ページ B4 180分
テーマ2 かけ網 線に強弱のない均一な太さと間隔の線で網目を作ってハーフトーン効果を出す
テーマ3 つやベタ・
ホワイト処理
筆の抜きを生かして髪の毛等の艶のある感じを表現する
テーマ4 トーン削り スクリーントーンを削って質感や雲等を表現する
テーマ5 背景おこし 何種類かの小物、背景の見本を参考に背景を描く

■漫画家アシスタント検定1級の内容(キャラクターに合わせた背景及び効果線)

テーマ1 背景おこし キャラクターの描かれた絵の背景に写真を参考にして背景を描く(俯瞰を含む) 2ページ B4 180分
テーマ2 背景処理 描かれたキャラクターの状況に合わせた背景処理を行い、効果を出す
テーマ3 効果線 集中線、流線を用いて様々な効果を出す
テーマ4 トーン処理 ウラ削り、平削り、かけ合わせ等のテクニックを用いて様々な効果を出す
テーマ5 風景・モブシーンおこし 風景写真、モブシーンの写真から漫画をおこす

1.漫画家アシスタント検定3級はどなたでも受験することができます。2級は同検定の3級合格者、1級は同検定の2級合格者に限り受験することができます。
2.漫画キャラクター検定・漫画技法検定1級の合格者は、漫画家アシスタント検定の1級・2級のいずれの級も受験することができます。